「こいつはないわ~!」と言われた私が婚活で成功したワケ。

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はじめまして、リンです。

30代専業主婦で、1児の母です。

夫の転勤で関東へ越し、ずっと友人ができずにいましたが、子を通じてなんとかママ友をゲット。専業主婦のかたわら、ネットでお得情報を探したり、不用品を売ったりしてお小遣いを稼いでいます。

モテない中学時代

今は30歳オーバー、片足おばちゃんに突っ込んでいる私ですが、もちろん子供のときがありました。

とにかくデブスで目も一重。

体脂肪率は27%で、よく男子からは、「目、開いてるの?」「ちょっと一回ちゃんと開いてみて」などと言われておりました。

(ちなみにその時は、いやまぶしいからとごまかしましたが、ちゃんと目は開いてましたよ…どんだけ細いんだよ)

でも、普段目が悪い癖に眼鏡をしていないか、鏡にぼんやり写る自分はなんかかわいいような…

そして、無類の漫画好きが悪く転んで、デブスにも気づかず、自分にも漫画のなかのようなキラキラした恋愛が訪れるに違いないと信じ切っていました。

今思えば、「お前、写真は普通にブスだってわかってただろ!」とぶんなぐってやりたい気持ちですが、そのころの私は、実際の自分と脳内の自分と、ヴィジュアルにギャップがありすぎたんですよね。

そんな私はモテるわけでもなく、告白するも断られ、男子とはほぼほぼ無縁な学校生活を送っていました。

(今思えば、告白されたこと言いふらされなくてよかった)

友達からの紹介で彼氏ゲット!

高校に入るころになると、部活や夏になると灼熱、冬になると極寒の教室のおかげで自然と痩せて標準体型に。

(あの頃の体形に戻りたい、今じゃ10キロ以上太っている…)

痩せると同時に髪の毛もストレートパーマをかけ(ストレートもしくは巻き髪がブイブイいわせてた時代でした)アイプチなどの化粧を覚え、なんとな~く、小中学生時代よりはマシになっていました。

ちょうどそのころ、男子生徒の割合の多い高校へ進学した友人に彼氏が。

そして、その彼氏の友人を紹介してもらうことになりました。いわゆる「紹介」というやつです。

最初はメールからはじめることになり(LINEじゃないですぜ…)、当時の画素数の低い写メールで、さらに光で顔がぼやけるようにとったいわゆる詐欺写メを送り、どうにかこうにかやりとりが開始されたのです。

その写メのおかげかメールが盛り上がる盛り上がる。

結果、友人たちのとのWデートを経て、お付き合いすることになりました。

大学生の彼氏に悶々…

1つ上の彼は、サプライズ好きで穏やか、趣味や会話のテンポもピッタリで、もうこれは運命の人だと思っていました。

お付き合いも順調で、親にも紹介し、2年ほど経過。

そのころ、彼が大学に進学しました。

するといままで1日中していたメールの回数がピタッととまり、電話もそっけなく。

毎週末ほとんどデートをしていたのに、月1~2回になるように。

彼曰く、大学はとても忙しく、連絡をするような環境ではないとのこと。

その時の私は、「そうか、大学ってそんなに忙しいんだ…」と悲しいながらも受け入れることに。

いつもとかわらない、でもなんだかそっけない彼と、自身が卒業する1年まで、さらに過ごすことになりました。

そして自身が大学に入学して気付いたのです。

「え…大学…結構暇じゃん!!!」

(私も彼も、同じぐらいのレベルの文系で、同じような学科に所属していました)

授業中は無理にしろ、授業が1コマあけば、メールの1通も返せるじゃん…と悶々。

今まで我慢していたのもあり、不満が募ってきました。

別れを切り出されるのを待つ男

そういった不満などを彼にぶつけるも、「じゃあ、どうしたいの?」と聞くばかりの彼。

こうしてほしい、と要望を伝えても「それは無理」と結局耐え切れず、別れてほしいとこちらから切り出しました。

当たり前といえば当たり前の反応ですが、彼はあっさり了承。

あっけなくお付き合いは終わりました。

今覚えば、彼が大学に入学したころから、彼のなかで私への気持ちは終わっていて、ずっと私からの別れを待ちながらずるずるとお付き合いしていたのかもしれません。

数年後に会う機会があったので、あの頃どう思っていたのか確認したところ、「自分から別れを切り出したら殺されると思ってた(笑)」と言っていたので、あながち当たっていたかもしれません。

それほど、彼にべったりと依存していたのでしょうね。

もともとの気質もありますが、当時は時間も余裕があったし、特に夢中になるものもなかったので、彼のことしか考えることができていませんでしたから。

今思えば、もったいないですが。

大学には男がいっぱい…

別れを自分から切り出したくせにかなり未練たらたらだった私。

もうそれはひどいものでした。

なんせ、嫌いになって別れたわけではなく、勢いで口にしたようなものでしたから。

でも、彼はもう戻ってこないので、新しい恋を見つけなければなりません。

幸いなことに入学した大学には男性も多くいるし、サークルにも所属したし、すぐ出会いはあるだろうと考えていました。

ですが、なんせ小中学生時代は非モテ、高校時代は彼にべったりだったため、男性との接し方がわからない…。

結局、大学にいた男性の前では、人見知りしてしまって、まったく喋れないか、仲良くなっても女友達と接するように素をみせまくってしまって、完全な「こいつだけはないわ~」枠に入ってしまったのでした。

一度「こいつだけはないわ~」枠に入ってしまうと、ちょっとやそっとじゃ抜け出せません。

下ネタはガンガンふられるし、面白回答ばっかり求められるし、ちょっと女らしさをだせばいじられる…。

最初が肝心だと深く後悔しましたね。

出会い系に走る…

そこで私が手をだしたのはなんと出会い系。

今のように、婚活アプリ・恋活アプリなんかが出る前ですから、出会い系といえばちょっとやらしい匂いも強い時代でした。

事件もあったりしていたので、とにかくサイト選びから慎重に行いました。

私が条件にしたのは、①男性に支払が生じる②身分証提示などを行なってなにかあったらサイトを通じて身元を突き止められる、というサイトでした。

そこから条件を絞りこみ、結果、そこで知り合った年上の国家公務員の方と長くお付き合いし、お断りはしてしまいましたが、プロポーズされるまで真剣なお付き合いに発展しました。

なかなか、その当時も束縛が激しいなど苦労はありましたが、自分の恋愛傾向などから、うまく次の恋を見つけることはできたんじゃないかなあと思います。

なんせ、大学時代は誰からもお声がかからなかったので。

学生時代の私にとっては「紹介」や「出会い系」のように、友人や知り合いからではなく、「恋人候補」として出会うことが有効だったのかなあ、と思います。

出会いで大切な事

いわゆる非モテだった私。

今もこれまでもモテた訳ではありませんが、人並みにお付き合いなどもできましたし、今は結婚もできています。

見た目の変化も大きかったですが、自分には、どういった相手の見つけ方が合っているか、気づけたのがよかったのかなあと思います。

もちろん、話に出した出会い系に関しては、危険も伴います。

私の場合は、ラッキーだったかもしれません。

でも、キチンと要所要所で警戒し、見極めれば、よいツールなのではないでしょうか。

また、見極めが難しいといった人は、結婚相談所に頼んで、プロの人に見極めてもらうのも有効だと思います。

私は、顔もかわいくないですし、性格もちゃらんぽらんで、なかなか女性として扱ってもらえないことが多かったのですが、最初から「恋人候補」として出会ったパターンではうまくいきました。

「女性」として相手が接してくださることもそうですが、自分自身も、「恋人候補」として出会うために自分の身なりや、ふるまいをよりよくしよう、と考えることで、普段の自分より、少し背伸びするからかもしれません。