32歳の女性です。
私はなぜか、周りから「めんどくさいね。」と言われてしまう男性とばかり、お付き合いしていました。
束縛が酷かったり、付き合っていくうちに、わがままばかり言うようになったりと、恋愛で失敗ばかりしていました。
どうしてそうなってしまうのか、自分でも不思議です。
①出掛ける前に報告が必要な彼
彼とデート以外で出かける時は、何時に出かけて、どこで食事して、何をしに行くのか、詳細を連絡しないと、外出の許可がもらえませんでした。
最初は、「私って愛されている」と思い込んでいたのですが、どんどん報告が面倒になってしまって、適当に連絡するようになっていきました。
愛されているというよりも、私を奴隷か何かだと思っているのではないかと、感じるようになりました。
周りからも、束縛のし過ぎだと言われていたので、目が覚めたのだと思います。
半年ほど経過した頃、私の方から、カフェで別れ話を切り出しました。
彼は顔を真っ赤にして、いかに私が良くない人間かを、長々と語り始めました。
途中まで話を聞いていたのですが、私も怒りが頂点に達してしまって、「いい加減にしろ。」と、叫んでしまいました。
周りの視線が私たちに集まる中、今までの束縛の酷さを、一方的にまくし立てました。
今まで反抗らしい反抗をしてきませんでしたので、驚いた表情をしていました。
最後に、「あなたは私のお父さんか!お父さんとは恋愛できません!」と、告げてから、お店を出ました。
暫くは私の悪いところを、周囲に話ていたようですが、内容の酷さに、周りも、彼の方が悪いと判断してくれたようです。
彼と分かれてからは、久しぶりの自由を満喫しました。
②SNSを常にチェックしてくる彼
で会う時は、あまり私に興味がないような、とても淡白な人でした。
私も、そうした彼に心を惹かれていました。
友達と会うにも自由にされてくれますし、買い物へ行くにも何も言われませんでした。
ある日、友人と食べたクレープが可愛かったので、SNSに写真を掲載しました。
すると彼から、クレープを食べた場所と、おすすめまで返事が来ました。
そこは彼もよく買い物に行く場所でしたので、あまり気にしませんでした。
ところが、そうしたことが暫く続くうちに、少し遠方の場所でも、写真を掲載すれば場所を特定して、返事をしてくれていることに気付きました。
一緒に行きたいのだと思い誘ってみても、外ではやはり、淡白に振舞います。
違和感を覚え始めて、別のアカウントを作ってみることにしました。
すると、次の日には気付いていて、私に話しをしてきました。
SNSに上げるジャンルがバラバラだったので、分けようと思って作ったと適当に誤魔化しましたが、初めて彼がSNSで私の行動をチェックしていることに気付きました。
気付いてからは、もう彼に嫌悪感しかありません。
別れ話をして、今までのアカウントを全て削除しました。
新しく作るとすぐに特定されてしまうので、「気持ち悪いので、やめてください。」と、正直に気持ちを伝えました。
その後は連絡も取れなくなり、何かコメントが残されることも、なくなりました。
③2人きりになるとワガママになる彼
友人たちと一緒にいる時は、鞄を持ってくれて、何かと気を遣ってくれる彼でした。
今までは私が気遣いをする側でしたので、お姫様になったような気持ちで、とても嬉しかったです。
連絡は適度なものでしたし、苦痛に感じることも、ありませんでした。
今度こそ素敵な彼と出会えたと感じたある日、一緒に暮らそうという話になりました。
その申し出がとても嬉しくて、すぐに新居を決めました。
2人で一緒に生活するルールを決めて、解りやすいようにホワイトボードに一覧にしていました。
1ヶ月程度経過した頃、彼がルールを守らなくなっていきました。
私が約束だと言うと、途端に不機嫌になります。
私も相手にするのが面倒になってしまって、家のことは全て負担するようになっていきました。
家の中では何もしないのに、外に出ると相変わらず、とても気を遣ってくれます。
ある日、気遣いを家の中で、少しでもしてくれたら助かるという話をすると、「外で気遣いをすると、周りが褒めてくれる。」と言うのです。
正直、驚きました。
私のことが好きで気を遣ってくれていたのではなく、褒められている優越感に浸りたいだけだと言うのです。
実は愛されていない事実を知ってしまった私は、ショックで泣き崩れてしまいました。
一晩泣いた後、彼が出かけている間に自分の荷物をまとめて出ていきました。
彼からしつこく連絡がありましたが、知ったことではありません。
着信拒否にして、離れた町へ引越ししました。
本当に、月日を無駄にしたと感じました。
④服装を指定してくる彼
最初は、髪型からでした。
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自分の好みはこんな感じだと、写真付きで見せられました。
彼の好みならと、希望通りに合わせていました。
全部コーディネートをしてくれるので、悩まずに済むし、楽で良いと感じている自分もいました。
そうしているうちに、体型が少し変わっただけでも、注文をつけてくるようになりました。
もう少し太った方が良いと言われたり、脚に少し筋肉をつけた方が良いなど、内容はとても細かいものでした。
綺麗でいたいと思うのは私も同じでしたし、私なりに努力もしました。
しかし彼は、ダイエットなどの努力をしている私の横で、平気な顔をしてお菓子を食べていました。
その事に不満を覚えつつも、ある日、服を買いに一緒にショッピングへ行きました。
いつも通り彼がコーディネートをして、お会計をしている時に、熱心にどこかを見つめていることに気付きました。
その視線の先には、女性のマネキンが立っていました。
彼は、マネキンに恋をしているのだなと、直感しました。
何も知らない振りをして食事をした時、私からマネキンが理想の体型だと話しをしてみることにしました。
すると彼は、マネキンの体型がいかに素晴らしいかを、力説するではありませんか。
私は、「だったら、マネキンと一緒に暮らせば良いでしょう!」と叫んで、お店を飛び出しました。
そのまま一方的に別れを告げましたが、彼はきっと今でも、理想のマネキンに近い女性を探しているのだと思います。
⑤毎日かまってあげないといけない彼
何かと理由をつけて、毎日かまってほしいという彼がいました。
朝と夜には必ずメールで挨拶してきますし、休みの日はどこにいるのか、必ず聞いてくる人でした。
会いたい時は必ず彼の方から迎えに来てくれますし、私の方から出向くことはありませんでした。
ある日、どうしてもタイミングが合わず、彼抜きで友人たちと食事をすることがありました。
終わったことを告げて迎えに来てくれると言うのですが、一緒に行けなかったことに、ずっと不満を言っていました。
皆が集まれるタイミングもあるので、仕方ない部分もあると思ったのですが、私も置いて行ってしまった罪悪感から、黙って話を聞いていました。
次の日には切り替えてくれるだろうと思っていましたが、次の日も不満を述べていました。
そのまま喧嘩になって別れてしまいましたが、友人たちと一緒に集まる時は、今でもその時の不満を述べています。
どれだけしつこいのかと、私も友人も呆れました。
彼はきっと、自分が不満だったことはずっと忘れないのだろうと思うと、恐怖すら覚えます。
⑥知らない人の話を延々とする彼
自分の親戚や友人のことなど、私の知らないことをずっと話す彼でした。
趣味の話にしても、彼と私では好みが違いました。
最初は私も興味をもつように質問をしていましたが、共通点がないので、限界があります。
しかし、適当に相槌を打つと、怒り出すような人でした。
同じ話題を増やそうと彼の趣味に合わせてみることもありましたが、そこでも、私の知らない人との経験談を、語りたがります。
この人は、とにかく自分の話を聞いてほしいんだなと、諦めるようになりました。
そうしているうちに、彼と会うのが面倒になり、別れ話を切り出しました。
別れ話をすると、「次から気をつけるようにするから。」と言われ、私も納得して、お付き合いは続きました。
しかし、デートをすると、やはり同じように私の知らない人の話をします。
どんどん、この人はある種の病気なのだと感じるようなり、一方的に、連絡が取れないようにしました。
別の日に友人から聞きましたが、私の別れたことなど綺麗に忘れて、話をとにかく聞いてくれる彼女を探していると、教えてくれました。
今でも彼女が出来たという話は聞かないので、ずっと探し続けていると思うと、今でもため息が出ます。
恋愛行動について
今まで様々な人とお付き合いしてきましたが、自分が嫌な想いをしたことと同時に、自分は、こうならないようにしようという、戒めにもなりました。
また、不満に思ったその時に、話し合いをすることも重要だと、感じるようになりました。
ポイントのように、今まで積もったものを、長々と話してしまわないようにするためです。
恋愛は、一人でするものではありません。
お互いに折り合いをつけて、「丁度良い」と思えるポイントを差探っていくことが、長続きする秘訣です。
今では、嫌なことを話し合うのと同じ数だけ、してくれて嬉しかったことや、好きなところも、話すようにしています。
恋愛は、面倒なものですが、自分を成長させてくれる、良い機会でもあります。
自分でも知らなかった一面を知ることが出来ますし、相手に対する気遣いの幅も広がります。
自分や、相手の「好き」の気持ちを大切にして、どうか幸せな時間を過ごしてほしいと、切に願います。
また、内容に身に覚えるのある方は、ご注意くださいね。