高校を卒業して大学生になった
19歳のわたし②
みんなで遊んだあとも、彼は連絡をくれました。
しかし、そのときに彼から、
「君とは付き合えない」
と言われたのです。。。
出会いがナンパだったし、
まだ彼氏もできたこともないし、
私の片思いで十分、
ただ目の前に理想の人に出会えただけでも
納得していたので
「わかった、いいよ、気にしないで。」
といって落ち込んでいるわたしを
察したのか、彼はなぜか
「これから連絡もするし、一緒に遊ぶから」
といってきました。
彼なりの優しさだったのでしょう。
これから、友だちとしてつきあっていく
ことになりました。
わたしは、彼に対しての思いを切り替えようと思い
長い髪をバッサリ切りました。
なんか、そしたら気持ちが軽くなりました。
その後も彼は変わらず、
連絡をくれて楽しくお話をしました。
そして、またみんなで遊ぶことになり、
約束をしていたときのことです。
彼の友達から電話がありました。
なんで、電話番号知っているのかなと思ったけど、
あーきっと彼が教えたんだなと思いました。
高校を卒業して大学生になった
19歳のわたし③
今まで憧れの彼としか話していなかったけど、
彼の友達も話してみると、
すごく優しい声で穏やかな口調だったので、
好きなった彼でもなくてもいいかなと
内心思ってしまいました。
それに、もう既にフラれていて、
友達状態であきらめていたので、
優しいこの彼の友達と
仲良くなれたらいいかもなぁ~と。
以前から、その友達のことは、
彼から前の彼女に裏切られたときいていたので、
いい人だろうなとは思っていました。
そして、電話を切ったあとすぐに
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彼から電話がありました。
なぜか、気になったようで
「なんて、言われたの?」
と私の聞いてきました。
そして、私は正直に
「今度、一緒に遊ぼうよ」
って答えたのです。
それ以上は、聞いてきませんでした。
それから、また彼と一緒に遊ぶ日がきました。
今度は、彼はがなぜか彼のいとこをつれてきました。
私は、中学からの友達を連れて行きました。
いつも通り、四人でカラオケや飲みに行ったりと
楽しい時間を過ごしていたのです。
高校を卒業して大学生になった
19歳のわたし④
彼は、カラオケがとても上手でした。
すごい、パーフェクトに近い男だなと
心が揺らいでいる自分に気づきました。
しかし、頭の中で、だめだめ、
諦めなきゃという気持ちもありました。
私は、あまり音楽に興味がなかったので
カラオケで歌える曲を知らなかったのです。
私の友達と彼は歌が上手だし、
気も合っていたようです。
そして、居酒屋に行って四人で
飲むことになりました。
私は、酔うと声が大きくなり、
トイレが近くなるのです。
彼からは、怒られて「しゃべるな」と言われました。
彼の隣に座ってはいるものの、
彼は私の友達と話してばかり、
全く相手にされていない状態でした。
彼が私の友達の連絡先を聞いていたのを見たとき
あー、そういうことね。
わたしの友達を気に入ったんだな、と思い、
なんだかつらくなっている自分、
お断りされたときに
友達として連絡も取るべきではなかったなと
後悔しました。
でも、そのとき同時に
違う気持ちもあったのも事実です。
私は、まだこの人のことが好きなんだと。
『アラフォー主婦の忘れなれない、大好きな大好きな人③』へ続く…