結婚を考えて…お見合いってあり?なし?

お見合い
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ある主婦のお見合い話

もう結婚して随分になる、現在専業主婦をしている女性です。

現在の夫とは結局のところ、友人の紹介による恋愛結婚で、結婚しましたが、それまでに複数回お見合いをした経験があります。

私が早く断りたいお見合い

父の親戚の紹介で、とある地方の大手スーパーに勤務する男性とお見合いをしました。

場所は私の自宅です。

向こうの父親と本人が我が家にやってきました。

お見合い相手のご実家は、会社の重役という家で、本人も、世の中の人がきくと、立派な大学を卒業されて、といわれるような大学を卒業していました。

この親というのが、まあ、嫌みな人で、向こうから我が家で、という指定でのお見合いだったのにも関わらず、我が家のことを、やれ、狭いだ、格式がないだ、と散々なことをいうわけです。

でも、しっかり、これほどにも飲むのか!というくらい、我が家でお酒を飲み散らかす始末。

本当に呆れてしまいました。

加えて、これまで、すべてお見合いはこちらから断らせてもらっているというわけです。

ご帰宅後、とにかく、すぐに断ってほしいと、間に入った親戚にご連絡をしたのは当然のことです。

向こうから断られるのは絶対に回避しようと考えました。

間に入った人の話によれば、向こうは今回乗り気だったらしく、あんな有名大学を出た人を、という言い方でしたが、断ってすっきりしました。

家の中に上がったことがそんなにいけなかった?

とある自動車メーカーで、設計をしている人とお見合いをしました。

顔はごく普通な感じですけど、国立大学および大学院を修了されているということで、結構自分自身に自信を持っている方でした。

話をしていて、悪くはない印象でしたし、運動もしていて、趣味も、自分の勤務している会社で設計に携わったスポーツカーでのドライブ、ということでした。

いいかもと思ってました。

ところが!?

二回目に会ったときのドライブの帰りに、自分がどのようなところに住んでいるか見に来ますか、と言われたのです。

あまり他意はなく、「はい」と言ってついていったのが間違いだったらしいです。

どうもそれが試験だったらしく、部屋までのこのこついていった私は、尻軽女だったようです。

そのあと、すぐに断られました。

そんなに行けなかったですかね?

10分程度、部屋にあがったことが・・・

やっぱりハゲてる人は・・・

他の地方に住んでいた証券会社の方とお見合いをしました。

この方は、親戚の紹介でしたが、どうにもこうにも、第一印象からだめだったのです。

お見合い写真の印象は、正面から撮影されたものでしたので、別に悪くはありませんでした。

学歴もそこそこだし、まあ、証券会社で、一応安定しているし、いいかな、と思ったのです。

でも、会ってびっくりでした。

正面から見ている分には気づかなかったのですけど、ふと横を向かれたときの事。

もしや、あれは、ハゲではないの?

と思いました。

その思いが確信にかわったのは、トイレに立たれたときです。

後ろ姿で、あっ、やっぱり、でした。

その人には、罪がないことですし、どうにもなることではない、と頭ではわかっていましたが、どうしてもだめで、お断りさせていただきました。

生理的に受け付けない・・・

学歴もよし、勤務先もよし、次男、身長はまずまず、体重も普通の印象という方とのお見合いの話がきました。

写真の印象は、歌舞伎役者さんみたい、という感じでした。

世の中の歌舞伎役者さん好きの方、ごめんなさい。

でも、どうにも、こうにも、その歌舞伎役者さんみたいな顔が生理的に受け付けなかったのです。

それでも、父親の会社の人のご紹介でしたから、会わずに断るわけにはいかず、会いました。

でも、やっぱりだめなのです。

父親は、よい話だ、とさんざん勧めてきますが、どうにもこうにも、生理的にダメということには変わりありません。

それでもしつこく勧めてくるので、最後の手段、父親に「この人とはキスする気にならん」といったら、黙ってしまいました。

父親にはこの手があったか、と思った次第です。

強烈ママゴン!?vs神主さんの年収

神社の神主さんという珍しいお見合いの話がありました。

そこで、びっくりしたのは、年収の多さです。

神社って案外儲かるのね、と下世話なことを思い、会ってもよいかな、と思いました。

ですが、家族背景を見て、少々引いてしまいました。

同じく神主であった父親を亡くし、お母さんと一緒にその神社をつがれているのですが、やはり、お母さんは只者ではないという感じでした。

そりゃ、その神社の信者さんを束ねないといけないので、強いパワーが必要かもしれませんけど、でも、私にまで、そのパワーを押し付けられるというのは、どうにもこうにも、だめでした。

結婚は、両性の合意によってのみ成立するものといっても、このママゴンがこれから先ずっとついてくると思ったら、やっぱり私には無理、と思った次第です。

看護師に変な期待を抱くな

その頃、私の職業は看護師でした。

その私に変な期待を抱くお見合い相手もいて、閉口しました。

その一つは、看護師は誰にでも優しい白衣の天使だと思っているということです。

加えて、看護師は収入が多いと思っているということです。

まず、白衣の天使なんて幻想にしかすぎません。

プロで仕事をしているから、必要に応じて優しくできるわけで、そうでなければ、そのようなことはありません。

加えて、夜勤や休日出勤をして、命を削って仕事をしているから給料が高いわけで、その給料をはじめから当てにしたような、そんな発言をするようじゃ、もうだめです。

初めから、私が結婚後も仕事をずっとするかのようなことをいわれると、あまのじゃくの私としては、さっさと辞めたいと思うのに。

そのような、変な考えを持った人は、さっさとお断りをさせていだきました。

お見合いとは?

いろいろな人とお見合いをして、よい人生勉強になりました。

こんな人がお見合いをするの、と思えるような、なかなか素敵な人もいれば、やっぱりね、と自分を棚にあげて、そう思えるような人もいました。

私の場合、結局、お見合い以外の方法で結婚しましたが、友人は30回を超えるお見合いをして、結婚し、幸せな家庭を築いています。

ですから、お見合いがだめというのではなく、お見合いも一つの出会いと考えて、気軽にしてもよいのかもしれません。