東北地方に住む30歳独身女性です。
県外の大学に進学するもメンタルの不調から中退し、地元に戻ってきました。
現在は療養しながら、フリーターをしています。
メンタルに加え、身体面の不調も抱えています。
また、家族関係もうまくいっておらず、実家から離れてアパートで一人暮らしをしています。
地元の病院に通えない
私は、地元に帰ってから実家近くの病院に勤め、医療事務をしていました。
小さな町の病院でしたので、看護師や患者は、小さいころからの顔見知りです。
素性が分かっている分、アットホームな雰囲気があり、仕事もしやすかったです。
しかし、メンタルの不調を患っていたので、なかなか継続して仕事をするのが難しくなり、退職しました。
それからというもの、地域に根付いていた病院でしたので、なかなか行きづらくなってしまいました。
これが、身体面の不調から退職したのだと状況は良かったのかも知れませんが、田舎町なので、メンタルの不調から仕事を続けられないというのは体裁が悪く、隠さなければなりません。
アットホームな雰囲気で行きやすかった病院だけに、仕事を辞めたことで行きにくくなってしまったのは、本当に残念でなりません。
早くこの行きにくい状況が改善されるように、時が過ぎるのを待つばかりです。
地元で就職する際の仕事選びの難しさを痛感しています。
町に娯楽がなくて太る
地元に帰ってきて困ったのが、娯楽が少ないことです。
映画館がないため、大きなスクリーンで映画を観ることができません。
ショッピングモールやデパートがないため、ウインドウショッピングもできません。
なので、日ごろのご褒美やストレス発散いえば、食べることが多くなりがちです。
そのうえ、車社会なので、運動不足にもなり、体重も増加傾向です。
これから、冬になると雪に覆われる地域なので、外出するのも一苦労になります。
せめて、映画館くらいあれば、天気も気にしないで外出する気にもなりますが、それも叶いません。
また、田舎なので、日中外を歩いていると目立ちます。
田畑がある通りは、見晴らしがよく、1~2キロ先に人が歩いているのも見えます。
なので、散歩もしにくいです。
ダイエットしたいのに運動することも、なかなか容易ではありません。
美味しいものをたべること、それが一番のストレス発散になっていて困っています。
30歳を過ぎると脂肪も付きやすく落としにくいです。
家族関係で困っている
私と両親はともに、双極性障害を患っています。
同じ病気をしているから共感できることもあれば、対立することもあります。
メンタルの不調は、お互いに引っ張りあう性質があります。
良い雰囲気の時は、良い方へ、悪い雰囲気の時は悪い方へ流されてしまいます。
それについては、健康な人でも対処が難しいので、お互いに精神疾患を患っていると、なおさら対処は困難です。
そのうえ、私の実家には、生まれながらに知的障害のある叔母がいます。
叔母は、母の姉です。
取り立てて騒いだりはしませんが、意思の疎通が難しいです。
そして、高齢の祖母もいます。
年のせいか、老人性の被害妄想が酷いです。
何とか、この家族の状況を改善しようと試みましたが、年が経つにつれて、状況は悪くなるばかりでした。
なので、家族の現状は、すぐには変えられないので、私は現在アパートを借り一人暮らしを始めました。
まずは、自分の生活基盤を作ることから始めてみることにしました。
障がい者雇用の難しさ
私は、双極性障害を患っているので、継続した就労が困難です。
一般就労で仕事を始めると、見た目ではわからず、仕事が普通にできてしまうので、無理をして体調不良につながりやすいです。
また、障がい者雇用での就職もしたことがありますが、そこでも目に見えない不調を伝える困難あさを味わいました。
無理をしているけれども、大丈夫と言ってしまう癖にも悩んでいます。
また、障がい者雇用も、身体障がい者のマニュアルはあっても、まだ精神障がい者のマニュアルは確立されておらず、働き続けることは容易ではありません。
雇用者側も人手が欲しくて雇っているので、「仕事ができればそれでいい」というところに留まっているように思います。
また、同じ境遇で働いている人とのコミュニケーションをとる機会が少なく、情報が得にくいです。
職場内で話しやすい人がいるだけで、状況はかなり良くなると思います。
もっと、精神障がいをもっていても働きやすい世の中になって欲しいです。
ドタキャンしてしまう
私は、双極性障害なので、体調にいくら気を付けていても、約束していた当日ドタキャンしてしまうことが、度々あります。
その中でも一番後悔しているのは、友人の結婚式をドタキャンしてしまったことです。
母に代理でご祝儀を届けてもらいましたが、本当は出席したかったです。
もともと、私の病気のことも知ってる友人でしたので、ドタキャンの理由も理解してもらえました。
しかし、こういった体調不良で大切な行事に参加できないことは悔しいです。
また、ライブに行く約束をし、チケットも入手していたのに、行くことができなかったことも多々あります。
調子のよいときにした、約束が守れない辛さで、より体調が悪い方に傾くこともあります。
一生付き合っていかなければならない病気ですが、少しでも体調の波を落ち着けて、うまく調節できるようになりたいです。
最低限、周りに迷惑が掛からないようにしたいです。
理解してくれる家族や友人には本当に感謝しています。
自信が持てなくて悩んでいる
私は、もともと何事にも前向きで、自信に満ちていました。
しかし、精神疾患を患ったことで自己肯定感が低くなりました。
そのうえ現在の状況が、30歳独身女フリーター精神疾患持ちです。
前向きに考えたくてもなかなか現実は甘くありません。
それに加えて、私は腰椎椎間板ヘルニアで二度手術を受け、子宮内膜症も治療中です。
治療費だけでもかなりの出費です。
なかなか収入を安定して得られない中、メンタルのみではなく、身体的にも痛みや不調があります。
それが原因でさらにメンタル面も、さらに悪化しています。
悪循環です。
なかなか出口が見えません。
また、婚活をしたくても、こんな病気のオンパレードだと、相手にアピールするところも見つかりません。
どんどん年月だけが過ぎていっている状況です。
苦しいです。
なのでこれから、この経験を生かして、同じ悩みで困っている人へのサポートなどできたらいいな、と思っています。
自分に自信が持てないのには、必ず理由があります。
自分の強みにしていきたいです。
婚活どころじゃない
健康な人でも生活を維持していくのは、頑張りが必要です。
それが、持病があることで、より困難になります。
そう実感しています。
体調が安定しないと、安定して就労することも難しいため、収入もあんていしません。
どんどん苦しくなる悪循環です。
それを防ぐためには、もっと情報が欲しいです。
その情報も都会より、田舎のほうが入手しにくく感じます。
閉鎖的な環境でこそ、情報があることが重要になってくると思います。
たとえば、精神科に通院するにしても、もっと広く、精神科についての情報がいきわたっていれば、偏見に悩むこともないはずです。
病気をすればするほど、生活しにくくなっては、出口がみえません。
見えないもの知らないものは怖いと思います。
生活に困った人向けの情報も入手しにくいので、病院や役所などでわかりやすく教えてくれる機会も、もっと増えて欲しいです。
どんな人も安心して生活できる世の中になるように、同じ悩みをもった人との交流を大切にしていきたいです。
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