海外での失恋がツライすぎた。。。

失恋
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20代のはるといいます。

私は2017年1月から1年8か月カナダに留学しました。

留学先で出会った男性とお付き合いし失恋し、帰国しました。

出会いは言語交換でした。

私は、学生ビザでカナダのカルガリーという都市に入国しました。

最初は、すべて英語での環境に戸惑いつつもホームステイ先の生活、語学学校での授業など充実した日々を過ごしているつもりでした。

そして、ある時から、プライベートでも英語を話すネイティブと会話したいという気持ちが芽生えてきました。

そこで、私はネット上で言語交換のサイトに登録し、日本語を学びたいカナディアンの男性と知り合いました。

その男性は両親が日本人の方で2歳の時にカナダに来たため、英語は流暢で自身の日本語に自信がないという自己アピール文を記載していました。

そこで、最初はメールとLINEでやり取りをした後、実際に会って、言語交換をすることにしました。

最初、異国の地で顔の知らない人に会うことに抵抗のあった私はとりあえず彼の名前でネット上に顔が出てくるか検索してみました。

すると、しっかりとした職業と大学時代の写真のようなものが出てきました。

そこで、とりあえず安心してしまいました。

異国で出会ってからの安堵感

とりあえず、大きなショッピングモールで休日に会う約束をして、会いに行きました。

私がカナダでの携帯電話番号を持っているとLINEで教えると、彼は少し驚いていました。

その時、彼は顔の知らない私(会う前は互いに写真交換はしておらず、LINEも私は写真を載せていませんでした)に対して、会社と私用の携帯電話番号を伝えてきたので、私の方も個人的にとても驚きました。

見ず知らずの人物に番号を教えることに抵抗はないだろうかと不思議でした。

そして、ショッピングモールのカフェの前で待っていると、一人の男性が声をかけてきました。

最初は私も緊張していたし、彼が英語90%で話し出すので、まだまだ、英語初心者の私は聞くだけでも必死で、時々、彼が日本語で話してくれるとそれだけで久しぶりに聞く日本語にホームシックも重なって、とても居心地の良さを感じました。

交際開始とその後・・・

彼は、別れ際にいつも私に、次回の週末の予定を聞いてくれました。

初めて出会ってから3回目の言語交換の後、彼がいつも別れ際に聞いてくる次回の週末の予定確認がありませんでした。

あれ?

次週は忙しいのかな?と私は勝手に思っていました。

その週の途中までも誘いもなかったので、私は思い切って自分から週末の予定を聞いて、動物園に誘いました。

この時点で、私は彼に好意を抱いてました。

それと同時に彼からの好意を全く感じなかったので、友達として付き合うのは、私の方がしんどいと思ってしまい、もし、告白して彼に好意がなければ言語交換として会うのも辞めようと私は心の中で思っていました。

 

そして、4回目の言語交換で動物園に行った時、彼から日本語で「付き合って欲しい」と告白されました。

私は嬉しくて、ちょっとテンパってしまい英語で答えました。

異国の地で頼りになる彼

付き合い始めて、色んな話をしました。

彼の両親は観光業で会社を立ち上げ、今は退職していること。

結構、有名な方で本を出版しているため、サイトで検索すると出てきたりします。

彼自身もオイル会社のエンジニアでしっかりとした職業と志があって、私は尊敬の思いと一緒にどんどんと彼のことが好きになっていきました。

私が学生ビザからワーキングホリデーのビザに切り替えの際に彼はアメリカとの国境まで連れて行ってくれて、英語で全部対応してくれて私は無事、ビザの取得に成功しました。

あとバンクーバー・バンフといった遠く離れた場所にもいつも車や飛行機の手配をしてくれたり、ロサンゼルスなどにも一緒にいったりしました。

 

そして、途中から私と彼の会話はほぼ日本語になっていって、私は正直、英語で会話したかったけれど、彼に合わせて日本語で話していました。

私もどこかでその方が簡単で甘えていました。

本音を言えないストレスな状況

交際8か月ほどで、彼が新しくマンションを購入しました。

以前は、仕事の関係で出張先だったけれど、2017年に彼は一時的に実家からダウンタウンの仕事場に通っていました。

カナダでは20歳以上の男性はほぼ実家を出て自立しているのが当たり前で、お付き合い当初、実家にいることを少し恥ずかしそうに話しているようでした。

そして、私もダウンタウンにジャパレスの仕事場を見つけて勤務していたのですが、遅くなると夜12時前に帰宅したりするので、彼が遅くなる時、泊まっていいよと言ってくれました。

私はそこからどんどんと彼に甘えていく事になりました。

そして、同棲するような状態になりました。

しかし、ある時、私は元カノからのメッセージカードを見つけてしまいました。

それがきっかけで、彼は浮気しているんだと一人思い悩むようになっていきました。

失恋は突然に

彼に問い詰めた際、元カノは日本人で今は日本で住んでいるし友達同士の関係と言われました。

私は確認のしようがなかったのでずっと彼を信じることしか出来ませんでした。

その後も、同棲は続き、私のワーキングホリデーのビザが切れる前のタイミングで、今後について話し合いました。

私がその時、ホームステイの契約を残していたので、ビザが切れたタイミングですべての荷物を持ってきてよいか、結婚の話もしました。

すると彼は「ビザと同棲の件はしょうがないね。」と言ってくれて、OKしてくれたのですが、結婚は、今は考えられないと・・・

あれ?と、当時の私もちょっとは思いましたよ。

 

たぶん・・・

 

この時点で、彼は別れを考えていたのだと、今にして思えばよく分かるのですが、私は完全に依存していて、どうにか彼との未来ばかり考えていました。

 

そして、ついに・・・

 

彼から9月に別々に暮らした方がいいと思うと言われ、私にとって別れを宣告されました。

 

失恋です。

 

カナダでの失恋を経験して

別れの時点では彼は別れたいと言わず、別々に住んだ方がいいと言っていましたが、出張の多かった彼だったので、事実上の別れの宣告でした。

その後、私は体調が悪化し、彼に何も告げず、逃げるようにカナダを跡にしました。

本音をなかなか言わない彼に私が勝手にどんどんと期待して甘えて依存していった当然の結果だと思います。

ただ、異国の地で1年8ヶ月の月日を過ごし、そこで頼れる存在だった彼は私にとって本当に大切な存在だったし、すぐに忘れようとしてもなかなか出来ないのが現状です。

実際、帰国した私はひどいもので、精神的に不安定になったりして何も手に着かず、しかも、しっかりとした別れも告げず、カナダという地に思いも中途半端な状態で残してきてしまったので今ものすごくつらいです。

別れはすっぱりと決めて、終わらせるべきだとつくづく感じました。