関西の街コンはヤバかった!

合コン・街コン
この記事は約7分で読めます。

初めまして。

関西で不動産の賃貸仲介営業の仕事をしています、25歳男性です。

趣味はアウトドア(主に釣りがメイン)で、休みの日はそれ以外だと基本的に外食や飲み会などに時間を使っています。

先輩に誘われて街コンに行った時の体験談をご紹介させて頂きます。

街コンに過剰な期待は禁物な件。

自分は25歳にして初めて街コンというものに参加しました。

キッカケは昔から付き合いのある飲食店のオーナーをしている先輩に誘われて行く事になりました。

正直、自分の中では街コンというと、たくさんの男女が大きな会場でパーティのような、もしくは宴会のような形で食事をしながらお酒を片手に会話をするというイメージがありました。

しかしながら、現実は想像とかけ離れていました。

web上で表示されている住所に着くと、とある駅前の雑居ビルの中にその会場はありました。

会場の内装はイメージでいうとネカフェのような場所で、二人が入るのがやっとの半個室の中に、学習塾のように壁に向かって机と椅子が並べられていました。

後ほど女性陣が姿を現し、スタートとなります。

街コンの内容は10分ほどトークをして順に男性が一つずつ席を歩いてズレていくというもので、淡々と作業のように短すぎるトークをしては次の人、という感じでした。

正直、華やかなパーティをイメージしていた自分は完全に戦意喪失し、会場を後にしたのでした。

街コンにくる男女についての感想。

自分は街コンに来る男女はある程度、会話や容姿、経験やキャリアに自信のある男女がより良い出会いを求めて参加するものだと思っていました。

事実、自分を街コンに誘ってくれた先輩は一般的に見てスペックの高い男性です。

自分は、自らの容姿やキャリアにあまり自信がなかった為、正直不安でいっぱいでした。

イメージ上では、綺麗なお姉さんたちがお金持ちやイケメンと出会うために華やかな格好をして来る場だと思っていたのです。

しかしながら現実は少し違いました。

決して悪口ではないのですが、明らかに異性と交際経験の少なそうな方や、コミュニケーションが苦手な方がほとんどで、先輩はむしろ浮いてしまっていました。

たくさんの人と一気に出会う機会だと最初から分かっているわけですから、自らに自信のある方が多いと思っていた予想は見事に外れてしまいました。

ファッションやコミュニケーション能力、立ち回りなどを周りの人達からから勉強するつもりだったのですが、なかなかそういう利用の仕方はオススメできません。

男性が街コンで取るべき態度・姿勢について。

男性が街コンに行く際に、どのような態度・姿勢で臨むべきか自分の考えを紹介させて頂きます。

自分の考えでは、極力控えめに、少しおどおどしているくらいの柔らかい印象を与えることがベストだと考えています。

これはどの街コンでも当てはまるわけではないですが、少なからず自分が経験してきた街コンではそういう方々がマッチングを獲得している事が非常に多いです。

あと、もう一つ重要な事があります。

あくまで真剣に恋愛出来る相手を探しているんだという雰囲気はとても大切です。

例外はもちろんありますが、遊び人のような雰囲気、服装や内容の希薄な自己紹介のみの対応などは絶対にNGです。

どちらかと言えば不器用で口下手でも、本気で出会いを求めてここにきているという事が女性からすると非常に大事です。

男性が考えているよりも女性は本気で自分に興味を持ってくれる人を探そうと思って街コンに来ています。

そして街コンのような場所に出会いを求めている事に、少し後ろめたさを感じている女性も多いようです。

そんな女性が気軽にお話しできて、マッチングしたいのはちょっと臆病で、でも真剣に出会いを探している優しい男性だと自分は考えています。

街コンに来る女性の容姿について。

街コンに来る女性はどのような容姿の方が多いのかを、実体験をもとに考えて見ました。

あくまで主観的ないち男性の意見ですが、まず容姿端麗なキャリアウーマンや友達が多い可愛いOLさんなどはかなり少ないと考えてまず、間違いないと思います。

事実、街コンに来た女性と話していると容姿のことで悩みやコンプレックスを抱えている方が多数見受けられました。

自分の考えでは、女性からすると不特定多数の男性と出会うわけですから、自らの容姿にそれなりに自身のある方が来られるものだと考えていました。

ですが実際、街コンを体験して今の自分が思うことは、見た目に悩みやコンプレックスを抱えているからこそ街コンだったんだと思います。

見た目に自信がないから、知り合いなど身近な人に恋愛感情を持って近づけない。

見た目に自信がないから、出会う機会を自ら増やさないと恋人が出来ない。

恐らく見た目に自信がない、街コンに参加している女性はこういう思考なんだと今は考えています。

街コンの醍醐味、マッチングタイムについて。

街コンの醍醐味と言えば、パーティの一番最後のマッチングの時間ですよね。

自分がカードに書いた女性とマッチングするのか、心を躍らせて待つ時間を経験された方はいらっしゃると思います。

ですが、会場や運営の方法によっては最低のイベントにもなりかねます。

まず第一に、よくあるパターンでマッチングしたかどうかをマイクを使い、大きな声で司会者が発表する演出があります。

これがイベントとして盛り上がるのは大人数が参加するタイプの街コンだけだと思います。

もちろん、マッチングした当の本人達は当然テンションは最高潮ですが、少し考えて見てください。

例えば4、5人ずつしか参加していない小規模の街コンの場合、大々的に発表する必要があるでしょうか?
仮に3組マッチングした時、半数以下のマッチングしなかった人達は、「また街コンに来よう!」と思うでしょうか。

人数や規模に合わせて、後からこっそり本人達だけがマッチングしたとわかるシステムの方が平和的に運営していけると自分は思います。

そのような配慮がもう少し浸透してくれればと思います。

街コンのマッチングの順位制について。

自分は街コンの最大の盛り上がりはマッチングタイムにあると思っています。

自分のお気に入りの異性と果たして両思いかどうか、とドキドキするのは少し恥ずかしいですが醍醐味の一つです。

しかしながら、一つ解せない事があります。

それは運営会社にもよると思いますが、マッチングの際に順位制を設けている事です。

100歩譲って1番2番くらいまでなら許せます。

5人も選ばせる運営はどうかと自分は思います。

あくまで疑似恋愛の場だとしても、男性女性含め本来は純粋に良い人と出会いたいという気持ちから街コンに参加している方がほとんどのはずです。

その中で5番目まで順位をつけるなんて失礼極まりない行為だと自分は思います。

1番を選んだ同士がマッチングしたら問題ありませんが、仮に5番目を選んだ方二人がマッチングした場合どうでしょう。

お相手の異性に「私(僕)を何番目に選んでくれたの?」なんて後から聞かれた日には、なんと答えれば良いのか自分には見当もつきません。

そのような二人が果たして今後、良い関係を長きに渡り築いていけるのでしょうか。

もう少し配慮が必要なのではないでしょうか。

街コン運営業者に物申す!

今回は街コンについて自分の体験談を交えた考察を自分なりに色々と考えてみました。

否定的な意見や不満もかなり書きましたが個人的には街コンという一つの出会いの場としては素晴らしいアイデアだと思います。

人と人の出会いの場に従事するビジネスもとても素晴らしい事だと思います。

しかし、中にはビジネス精神が先走ってマッチング率を半強制的に上昇させたりする行為も見受けられます。

運営側にはもう少しお客様への心の配慮が必要かと現時点では思っています。

そして、もっとたくさんのジャンルや年齢層の人が街コンい参加できる環境が用意されればなお良いのではと思います。

現時点ではかなり偏りのある集客になってしまっているように思います。

参加費用を上げて内容をより豪華にしたり、趣味で縛るなどジャンルをより細かく分けたり、手厚いサービスを提供するなど、さらに街コンというコンテンツが多種多様に発展する日が来ることを楽しみにしています。