恋愛ベタの私の誰にも言えない

恋愛
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初めまして。ハルカと言います。わたしは現在結婚して、主婦でアルバイトをしています。

とても恋愛が苦手で、上手くいかない恋ばかりでしたが、インターネットと本で恋愛のことを勉強をして、幸せな恋愛が出来るようになりました。

少女マンガの世界~失恋~

わたしの初めての失恋は、高校生の頃。

少女マンガに出てくるような背が高くて爽やか、みんなのまとめ役。

そんな1つ上の先輩に一目惚れしました。

少女マンガでは、地味な女子が突然イケメンから声がかかり、恋愛に発展!!というストーリーが多いですよね。

そんな展開を夢見る、乙女な高校生でした。

もちろん、わたしからは話しかけられずじまい。

もちろん、先輩から声をかけられることもない。

そんな中、一か八かにかけて、告白しました。

人生で初めての告白でした。

結果はもちろん、ごめんなさい。

泣かなかったです。

清々しい気持ちでした。

よく、初恋は苦いといいますが、本当にその通りでした。

少女マンガの世界に憧れ、そうなるものと思っていたわたし。

現実はそうじゃないんだな、ということに、振られた後もすぐには気づかず、こじらせていってしまうことに。

わたしにとって初恋は、少女マンガの世界でした。

(少女マンガの作者のみなさん、どうかもっと為になるストーリーを書いてください、と願わずにいられません。)

初めてのキス~お酒の味?~

わたしの初めてのキスは、、誰にも口では言えません。

相手の方にも初めてと言っていません。

そんな秘められたお話です。

大学一年生。

わたしの学部の年上の先輩。

またしても相手は先輩でした。

それも、6つ程歳上です。

先輩は、わたしのことをよく気遣ってくれる、優しくて頼れる先輩でした。

たまたま、その先輩とサークルが同じでしたが、しばらくして突然、就職が決まり、遠くへ引っ越して行かれました。

そんな先輩と再び出会うことになったのが、学園祭でした。

なぜかわたしに会いに行く、と言うのです。

わたしは純粋に、なぜ?と思いました。

まさか、狙われているとは思ってもみませんでした。

わたしは1年生ながら、なぜか6つ年上の先輩と学園祭を回ることに。

みんなが不思議そうに見ていました。

その夜、わたしはまだ飲み始めたばかりのお酒を飲み、なんとキスをしてしまいました…。

これがわたしの誰にも言えないファーストキスです。

チョコの味、ではなく、お酒の味、でした…。

幸せな恋愛~ロマンチック~

先輩とはうまくいかずに終わってしまったあと、他大学の同級生(初めての同級生!)と付き合うことになりました。

彼からのきちんとした告白、お付きあい。

ようやく正当な恋愛がスタートしました!

そんな彼は、後々、つった魚に餌をやらない、当たり前ですが、それを知らないわたしは苦労した、普通の男の子でした。

しかし、ロマンチックが大好きな、普通の男の子でもありました。

初めてのわたしの誕生日。

なんともロマンチックな1日となりました。

車でお迎え、遊園地で遊ぶ、そしておしゃれなカフェでディナー、浜辺でネックレスのプレゼント、そして初めてのキス…。

まさかここで、と思いますが、少女マンガの世界がわたしに降りてきました…!

わたしの人生のなかで一番憧れの1日を過ごすこととなりました。

こんなにロマンチックなことってあるんだな、幸せだな、好きだな、と純粋に強く思いました。

わたしはその1日に惚れ込んでしまい、彼にゾッコンになってしまいました…。

元バックパッカーとの恋~知らない世界~

社会人になったわたしは、サルサバーという所へ行くようになりました。

そこは、はっきりいって「ナンパの巣窟」。

ですが、わたしは純粋にダンスが好きで踊っていました。

そんなわたしを見つけたのが、10個上(またしても歳上です。)の元バックパッカーの男性でした。

突然、ポルトガル語、スペイン語を外人と話し出す彼に、尊敬のまなざしを向けてしまったわたし。

彼の部屋には世界地図があり、行ったことのある国に印がついていました。

「ほとんど行ったことある…!」これぞ、わたしの知らない世界。

興味津々なわたしは、毎週、彼との世界を楽しみました。

連れていってくれるお店は、怪しいけれど外人さんの多い刺激的なお店。

誰とでも気さくに話す彼、どんなときもレディーファーストで、わたしがほしいものを手にいれようと頑張る彼。

あ~こんな人がいるなんて!!その驚きは、中毒性が強く、どれだけ一緒にいても飽きることはなく、こんな日々が永遠に続くと思ったほどでした…。

(実はセカンド扱いでした…。彼女が遠く離れていたようです。)

その後にこれはない~金木犀デート~

元バックパッカーの彼と、距離を置いてから、同い年の男性からアプローチを受けました。

わたしに話しかけるのも緊張して震えているような男の子。

その前が刺激的な恋愛だったので…これは、ない。

ぜんぜん面白くない…。

そう思ったわたしですが、手持ちぶさただったので、遊んでみることに。

男性と会話を弾ませることに、妙に自信を持ってしまっていたわたしは、何度かデートすることにしました。

グループデートでロッククライミングをしました。

元バックパッカーの男性との、刺激的な恋愛の後の、ほのぼのとしたデートのお誘い。

そのなかでも、特にそれは、ない、と思ってしまったのが、「金木犀を見に行きませんか?嗅ぎに?かな?(笑)」というデートでした。

ない、と思ったのにも関わらず、面白半分でデートに出向いたわたし。

勘違い女だったのはわたしでしたが…。

金木犀って…!と吹いてしまいました。

しかし、これも実はわたしがお花が好きだと伝えていたからこそ、誘ってくれたデート。

人をバカにすると、そのつけは自分に帰ってくる…。

そんな傷みを感じた体験でした…。

幸せな恋愛~置き去りにしていたもの~

その後、男性とのトラブルが多発し、さすがにこれはいけないと感じたわたし。真剣に恋愛に向き合うこと、真摯に男性を愛することを目指すこととなりました。

まず取り組んだのが、「男が教えるモテる女の恋愛技法」というブログでの勉強です。

男が教えるモテる女の恋愛技法
恋愛は女性が圧倒的に有利です。女性からの恋愛相談を数多く受けていますが、このことを知らない女性がかなり多く、ちょっとアドバイスするだけですぐにモテ女子に変身してもらえます。男性心理を正しく理解し、長く続く恋愛を自ら作り出せるようになってみませんか。 | 男が教えるモテる女の恋愛技法

ここには、恐るべき、わたしのしていたことが全然だめだった、というオンパレードが書かれていました。

例えば、メールを不必要に何度も送らない。

自分から告白したり、好きと言ったりしないで、男性から言ってもらうようにする。

好きな男性の前では全力投球しない。

彼に全てを見せないで秘密の部分を持つ。

など、普通の女性なら持ち合わせていそうな考えが、わたしには全く欠落していたのでした。

女性と男性は思考が違う、と言われていますが、そんなことも知りませんでした。

わたしは大いに反省し、丸くなりました。

仕事も忙しくなり、気持ちも恋愛から遠退いたとき、今の主人に出会いました。

以前だったら振り向きもしなかったかもしれません。真面目で明るくて、剣道をする、すてきな主人です。

恋愛ベタの私が結婚できたワケ

わたしの恋愛は、失敗の連続でした。

失敗というよりは、とても大きな財産になったとも思っています。

これはやってはいけない、という引き出しを多く持っているからです。

とても恥ずかしい体験ばかりですが、楽しい体験でもありました。

小さい頃から、男性をその気にさせるのは甘い、と妙な自信がありました。

その気にさせるのは、出来るのですが、そこから先、男性の愛し方が全くなっていませんでした。

そこには、両親があまり仲良くなかったこともあるかもしれません。

男性を勇気づけ、愛していく方法を見る機会がなかったのです。

ですが、わたしは幸せな夫婦になりたい!と強く強く思って生きてきました。

わたしにはどうせ…と思い続けていた日々。

それが、よくない恋愛に繋がっていました。

わたしは幸せになる!なるためにはどうしたらいいのか?

そんな簡単な考えに至るのに、多くの時間がかかりました。

わたしは勉強することが好きです。

ですから、恋愛も学びました。

そして、幸せな今があります。