30代女性です。
あまり社交的ではない性格で大学生まで恋愛経験はゼロでした。
漫画を読むことが好きだったこともあり、恋愛に対してリアルな感覚を持つことができず、どこか男性に対して白馬の王子様のように自分のことを好きになってくれるんじゃないかという妄想を持っていた気がします。
そんな恋愛偏差値ゼロのアラサーが婚活しました。
友達と街コンに行ってみる
初めは婚活イベントの場に一人で行くことに気が引けてしまったので、友人と一緒に街コンに参加しました。
時間ごとに男性が入れ替わりながら2対2で話す形式でした。
なかなか気の合う人ばかりではないので大半の時間が人見知りの私にとってはやや苦痛な時間でした。
それでも”まぁこの人ならいい感じだな~”と思う人がいると、友人が「私あの人がいいかも~」と友人と気に入った人がもろ被りしてしまうことに・・・。
やはり、ある程度感じのいい男性というのは限られていて、ほとんどの女性が選ぶ男性も同じ人に偏ってくるのだなと感じました。
友人と気に入った人が被ってしまったことが分かり、気が引けてしまった私は友人に「特にいいと思う人はいなかった」と言って、結局その日は誰とも連絡先を交換することもありませんでした。
その上、帰りに友人とお茶をすると、男性と話していた時に私が友人のことを話した内容が気に食わなかったようで、「あんな言い方するなんてひどい」とダメ出しまでされて散々な一日でした。
友人にばかり気を遣ってしまい、今後は婚活の場は一人で行こうと心に決めました。
一人で異業種交流会に行ってみる
まだ婚活パーティーという名のついたものに行くのは気が引けていた頃、会社の先輩が異業種交流会という名前の男女の集まりで恋人ができたという話を聞きつけ、ネットで探した異業種交流会に行ってみました。
受付を済ませて会場の飲食店に入ると、立食パーティーのような形式でした。
一人で参加したためどこにいていいものか分からず、誰に声を掛けたらいいのかも分からず、最初はなかなか居心地の悪い状況でした。
友人と来ているらしき女性2人組などには男性が声をかけてキャッキャと盛り上がっていて、こういう時にはやはり友人と来るべきだったのだろうかと心細くなりました。
ただ、逆に一人で来ているので自分がどう行動しようが気を遣う必要もないので、勇気を出してまずは近くにいた一人で来ていそうな女性に声をかけてみました(笑)すると、喋って雰囲気が和らぐせいか、男性が話の輪に入ってきてくれて自然と男性とも話すことができました。
結局その時はその後につながる出会いはありませんでしたが、少し男性と話すコツをつかめたような気がしました。
大人数の婚活パーティーに行ってみる
立食パーティーでは誰に話しかけていいのか分からず、話を切り上げたい時に上手く話しを終わらせられないことがあったため、男女20人ずつくらいで、ひとりひとり順番に1対1で話すタイプの婚活パーティーに行きました。
一人2分くらいの持ち時間で自己紹介をし、時間になると男性が席をずれて入れ替わっていくというシステムでした。
これなら自分から話しかけるというハードルもなく、時間が来れば話も強制的に終了するというメリットを感じました。
ただし、その自己紹介タイムの後に試練が待っていました。
アピールタイムです。
女性の方からいいなと思った男性のテーブルに行き話をしなければならなかったのです。
やはり感じのいい男性のところには女性が殺到します。
我先にと椅子取りゲームの様相を呈していました。
お人よしが過ぎる私は自分が行こうとした男性の所に向かおうとする女性がいるとついつい譲ってしまい、結局話したい男性と話すことができませんでした。
婚活パーティーにはガッツが必要だと痛感する日でした。
お見合いパーティーに行ってみる
集団の婚活パーティ―に疲れてしまった私はブースに分かれて1対1でゆっくり話のできるお見合いパーティーを見つけ参加しました。
男女それぞれ10人以下くらいの人数でブースに分かれ、男性がブースを移動し女性と順番に話をしていくというシステムでした。
男性と話していても、周りの目が気になったり、周りの盛り上がりなどが気になったりしてしまう私にとってブースで区切られた席でゆっくり話ができるのはとてもやりやすかったです。
最初に2分ずつの自己紹介タイムがあり、プロフィールカードを交換してそれを見ながら話をします。
そのあと2周目でフリートークをした後、気に入った人の番号をスタッフに渡してマッチングしたカップルが発表されるというシステムでした。
最後はカップルになった人たちが先に解散していき、女性、男性が順番に解散していくのですが、ブースの席に座ったまま解散を待つため、顔を合わせることもなくマッチングしなかった人とも変に気を遣わずに帰ることができたのでとても良心的でした。
お見合いパーティーでカップル成立?!
人見知りで周りに気を遣ってしまう私は1対1でブースに分かれて話すことのできるお見合いパーティーに何度か参加していました。
それでもなかなかいい人には簡単に出会えません。
男性の参加者が対象年齢20~40代だとアラフォーの男性ばかりだったりといったことが頻発し、当時20代だった私にはなかなか収穫のない日々が続きました。
そんなある日、珍しく同年代の雰囲気のいい男性と出会いました。
話してみると趣味も似ていて、私の話にも興味を持って耳を傾けてくれたので、今までなかなかいいなと思う人に出会えなかった私は久しぶりに手ごたえを感じました(笑)マッチングの結果見事カップル成立し連絡先を交換。
その後少しお茶をして帰り、私はとてもウキウキした気持ちで舞い上がりました。
が、しかし、その後何度かデートをしたり、LINEのやり取りをしていくと、結婚願望がある私に対して、男性はただ恋愛を楽しみたいだけという温度差があることが浮き彫りになっていき、残念ながら数か月で自然消滅してしまいました。
結婚願望のある人と出会いたい!
お見合いパーティーですら結婚願望のない、恋人がほしいだけの男性がいることにショックを受けた私は、ついに”結婚相談所”の門を叩いてしまいました・・・。
正確に言えば、お見合いパーティーを開催していたのがその結婚相談所でカップル成立した後のアフターフォローで連絡をいただき、お試し体験だけでもいかがですかと勧められたのでした。
お見合いの流れは、webシステムから男性のプロフィールを自分で見て気になる人を探し、お見合いを申し込んだり申し込まれたりしたら実際に喫茶店で話をして、お付き合いをしてみるか断るか相談所に返事をするという流れでした。
自分が会ってみたいと思った人とだけ会うことができるし、断りたい時も相談所を通じて断るため、トラブルになることもなく抜群の安心感をもって婚活することができました。
そして結婚願望が高まり過ぎた私はお試し体験を経て、ついにめでたく結婚相談所の会員となるのでした・・・。
果たしていいご縁に巡り合えるのか?!
アラサーが本気の婚活
普通の合コンに行ってもどうしたらいいのか分からず、いい人は他の女性に取られてしまう恋愛偏差値ゼロ過ぎる私でしたが、婚活ブームに乗じて様々な出会いの場に参加してみました。
友人と参加すると、どうしても友人に気を遣ってしまうところがあったので、なかなか自分を出せない場合は思い切って一人で参加してみるのもいいかもしれません。
また、大勢で立食パーティーの形で交流するものから1対1でゆっくり話ができるものまで色々な婚活パーティがあります。
自分の性格に合わせて自分がやりやすいものに参加するのが、自分に合った人に巡り会える近道かもしれません。
それでも、一度や二度でいい人が見つかることはありません・・・。
何度も何度も参加してやっといいと思える人が一人いるかどうか・・・。
それでも闇雲に合コンや街コンに参加するよりは後腐れもなく、効率の良い出会いの探し方ではないかなと思いました。
婚活の世界はなかなか厳しいですが、私も自分に納得のいく相手と出会えるようにこれからも頑張ります!”