私は39歳の男性で会社員をしています。
いわゆるモテ期という時期に悩まされましたが、失敗を教訓に恋愛を成就させる事が出来ました。
今回は私が失敗から学んだ恋愛について紹介させて頂きたいと思います。
人生初のモテ期?
大学2年生の冬。
当時はスーパーでアルバイトをしていました。
それまで、彼女どころか女友達もロクに出来ない状態。
その年のクリスマスも近くなり、「今年のクリスマスも寂しく終わりそうだな。」とため息をついていました。
しかし、ある日曜日。
基本的に土日はパートさんがいないので、朝からバイトに入るのですが、お昼の休憩時間が、1つ年上の女性社員さんと2つ年下のレジの女の子と同じになりました。
その日は忙しく、休憩のタイミングが遅れたので、休暇室は3人だけ。
普段は人見知りに加えて、女性の免疫がなく、私は部屋の片隅で黙って昼食を摂っていました。
すると、女性の社員さんから
「ねぇ?君は彼女いるの?」と
いきなり話しかけられました。
突然の出来事かつ、ダイレクトな質問にビックリ。
それが最初のモテ期の始まりの合図とも知らずに。
2人の女性といきなり・・・
突然、話しかけられ、動揺したものの
「まさか。こんな顔で彼女いるわけ無いでしょ。」と
切り返しました。
その瞬間、2人の女性は大爆笑。
「そんなに笑う事ないでしょ!?」と
ツッコミを入れると、女性の社員さんから
「そんなキャラだとは思わなかったから。意外と面白いんだね。」と
言われました。
それから、私は女性が苦手だという事を忘れて2人の女性達との会話を楽しみました。
そして休憩時間が終わる頃。
女性の社員さんから
「今度、一緒に飲みに行こうよ。まだまだ、話し足りないし。良かったらアドレス交換しよ。」
と言われ、2人と電話番号とメアドを交換しました。
それからは2人女性と交互にメール交換をする仲になりましたが、女心にうとい私は、
「ただの男友達くらいにしか見てないんだろうな。」
としか考えていませんでした。
クリスマスデートの約束に心踊る
2人とも仕事や学校の時間以外はメールを送ると、すぐに返信が来て、ほとんど会話をしているような状態になっていました。
まだ、彼氏がいるのかは確認していませんでしたが、状況からして2人ともフリーなんだなという事は何となく理解出来ました。
そんなある日、女性の社員さんから
「クリスマスって予定ある?良かったら一緒に遊ばない?」
とメールが来ました。
私は
「いいんですか?じゃあBさん(もう1人のアルバイトの女性)も一緒に。」と
返信すると
「…2人でなんだけど。ダメかな?」と
まさかの返答。
私は初めての事にどう返せばいいか戸惑いましたが、思い切ってオッケーする事に。
鈍感な私もさすがに「これって俺に気があるからだよな。」と感じ、あと数日に迫ったクリスマスに心が踊りました。
まさかの結果に・・・
Aさん(女性社員の方)とのクリスマスデートまであと3日。
そんな時、Bさんから「23日って予定あります?」とメールが来ました。
Aさんと会うのが24日で23日は予定が無かったので、「特にないよ。」と返信すると「良かったら2人で買い物に行きませんか?」と誘われてしまいました。
私は特に断る予定も無かったし、Aさんとは付き合っていた訳では無かったので、軽い気持ちでオッケーをしました。
そして、迎えた23日。
Bさんとクリスマスの雰囲気で賑わう繁華街で買い物を楽しみました。
2人の雰囲気はまるで恋人のような感じでしたが、その中で私はAさんの事も気になっていました。
そして、その日の帰り際。
Bさんから
「今日は楽しかったな。また2人で会いたいな。」と
ほぼ確定的な事を言われました。
私は明日のAさんとのデートが頭に引っ掛かりつつも
「そうだね。また一緒に遊びに行こう。」と
返事をし、その日の夜を終えました。
優柔不断が招いた結果とは
そして、翌日の24日のクリスマスイブ。
約束通り、Aさんとクリスマスデートをする事にしました。
デートコースは偶然な事に、前日にBさんと遊んだ繁華街。
私は非常に複雑な気持ちを抱えつつも、初めて来たかのように振舞いました。
そして、その日の帰り際。
Aさんから「ねぇ。年末も一緒にいてくれるよね?」と
昨日と似たような展開に。
私はBさんの事が頭に浮かびつつ
「いいですよ。また遊びましょう。」と
返すのがやっと。
それからお付き合いはしていなかったものの、AさんとBさんと二股を掛けるようにして遊ぶようにしていました。
どっちかを選べないままモタモタしている内に、2人も彼氏が出来てしまうという結果になってしまいました。
恋愛の失敗経験から学んだ事
それからしばらく、再び女性との出会いはありませんでした。
しかし、数年後のクリスマス前。
またしても2人女性からアプローチされるという同じような状態になりました。
2人とも好みのタイプで、その時も迷いが生じましたが、以前の失敗を思い出し、今度は最初から1人の女性に絞ってアプローチを掛ける事にしました。
そして、その女性と交際に発展し、現在結婚する事が出来ました。
もし、数年前の失敗が無ければ、私は2人の女性を選びきれず、結婚のチャンスを逃していたかもしれません。
以前の失敗は私にとって後悔の連続で「あの時、何であんな中途半端な事をしたんだ。」と激しく後悔しました。
しかし、今は「未来の幸せに繋がる失敗だったんだ。」と感じており、とてもいい経験だったなと思っています。
最後に
「モテ期」はテレビの中だけのうわさだと思っていましたが、不思議な事に本当にあるみたいです。
私は実際に経験してみて、1度失敗したにも関わらず、2度目も心がかなり揺れ動きました。
しかし、「二兎追うものは一兎も得ず」もリアルに感じされることわざで、中途半端な事をすると結局、失敗してしまうんだなと感じました。
私のような経験を今されている、もしくはこれから経験をした場合は、2人と得ようと考えず、1人に絞ってアプローチをする事をお勧めします。