私は40代のアラフォーサラリーマンです。
昔から結婚するなら大人しくて優しい癒し系の女性だと考えていました。
しかし、結婚した相手はそれとは真逆のタイプの女性でした・・・
清楚な女性に憧れていた
昔から好きになる人は、活発でおしゃべりな女性よりも、物静かで読書を趣味としているような女性ばかり。
子供の頃から、結婚したら私が何も言わずとも家の用事は全てしてくれ、全て尽くしてくれるような女性と一緒に暮らしているイメージを持っていました。
しかし、理想の女性との出会いや交際というものは中々難しいもので、恋愛はいつも妥協の連続でした。
そんなこんなで気が付けばもう20代後半。
やはり理想は理想で、何事も妥協が必要なのかもなと半ば諦めかけていました。
そんなある日。
パート職員として20代後半の女性Aさんが入職してくる事になりました。
Aさんは色が白く、黒髪ロングの清楚系。
顔も可愛らしく、性格もおっとりとした大人しい方で、見た瞬間から稲妻に打たれたような衝撃を覚えました。
好きなのに話し掛ける勇気が無い
人生で初めて一目惚れをしてしまい、こんな素敵な女性はこの先も現れないだろうなと感じていました。
パート勤務なので、結婚しているかもしれないと心配しましたが、他の人と雑談している内容を聞くとそうではなく、パート勤務から正職員を目指しているとの事でした。
とりあえずホッと一安心でしたが、なかなか話し掛けるきっかけが掴めず、いつも挨拶程度でしか会話がありませんでした。
仕事以外でも家が近いのか、道でばったり会う事もあったのですが、その時も挨拶程度で終わってしまい、いつも決定的チャンスを逃していました。
そうこうしている内に、同じ場所の男性職員がAさんに親しげに話すようになり、このままでは他の男性に取られてしまうと焦るようになりました。
チャンスは突然訪れた
話しかけられないまま数ヶ月が経ったある日。
同じ場所の20代半ばの女性、Bさんから飲みに行かない?と誘われました。
Bさんはショートカットの体育会系で、性格と男っぽい感じで、私の理想とは真逆のタイプ。
普段から女性とは見ておらず、男友達と飲みに行くような感覚でお誘いを受け、1週間後の仕事終わりに男2人女2人で飲み会をする事にしました。
女性2人と言ってもBさんと同じ部署の30代後半の女性。
恋愛対象にはなり得ないメンバーだったので、男友達と騒ぐ間隔で臨む事にしました。
そして、飲み会当日。
職場の同僚と飲み屋さんに向かうと、そこに待っていたのはBさんとAさんでした。
私は何がどうなっているのか大パニック。
とりあえずどう言った事情なのかBさんから事情を聞く事にしました。