私は現在40代ですが20代から30代の頃は合コンに参加する事が多かったのです。
また、その頃は合コンに関する特集記事なども雑誌で多く取り上げられている頃でもありました。
そんな私の合コン喜怒哀楽エピソードを聞いてください。
彼氏がいても合コンは行く
私は、結婚願望があまりないタイプでしたが反比例するように恋愛依存気味ではありました。
当時は彼氏がいない時期って少なかったように思います。
特別に美人でも可愛くもない私にどうして男性が寄ってくるのか周りも不思議だったと思うんです。
初めての合コンは友達誘われて参加しました。その時の私には付き合っている彼氏がいましたが人数合わせで呼ばれた感じです。
なので、社会見学するような感覚で超軽い気持ちで参加したんです。
女性4人、男性4人の合コンでしたが年齢も同じくらいでしたし楽しくお酒を飲んでいるだけって感じでイメージしていた合コンとは違っていました。
しかし、時間が進むにつれ合コンの定番でゲームが始まりました。当時流行っていたのは山手線ゲームや王様ゲーム。
すっかり酔っぱらった男性が王様になるとハグを要求してきて若干引いたのをよく覚えています。
その合コンではカップルになる人はいませんでしたが連絡先を交換しあっている人はいました。
合コンの服装について
当時のファッション誌は、こぞって合コン必勝テクニックや合コンファッション、合コンメイクを取り上げていました。
私も、彼氏と別れた後は本気で合コンに参加していたので合コン友達とも情報交換は頻繁にしていました。
合コンの日が近くなると「何を着て行く?」という連絡が周ってきて、誰かと被らないようにしたりしてたんです。
当時のファッション誌では、可愛らしい中にも女性らしさが出るようなファッションが提案されていることが多かったですね。
アンサンブルニットにフレアスカートやタイトスカートに白いシャツなどベーシックでありながら男性が好むスタイルです。
ですが、私が参加した合コンでは意外と不評でした。
頑張ってる感じが出ちゃうんだと思います。
そこで、男性陣に意見を聞くと普段着でジーンズとかで全然良いという意見が多かったのです。
普段に近い状態で出会いたいらしくて、その意見は大変参考にはなりました。
当時は巻き髪が流行していましたが、男性にはことごとく不評でした。
気になる人と幹事をした合コン
合コンで知り合って、それとなく気になっていた彼から「合コンしない?」という誘いがあって、彼が男性を集める幹事で、私が女性を集める幹事になったんです。
はじめは5対5でと言われていたんですが7対7に変更してとか8人に増えたなど男性の人数がどんどん増えて行くんです。
7人までは集める事ができた私ですが、そこから先の人数はさすがに無理で友達に誰かを誘ってきて欲しいと頼んでいました。
ところが当日になると男性の数がどんどん増えていき、しまいには10人を超えていました。
女性側も次々と友達を呼んでは最終的に大宴会のようなスタイルになってしまったのです。
そうなるともう収拾がつかなくて…
「あの人しつこい」
「あの人気持ち悪い」
と、逃げ出してしまう女の子もいて大変でした。
結局、その場で気になっている男性には彼女がいる事が分かって、私の気持ちが冷めてしまい「どうにでもなれ」と投げなりな合コンになってしまいました。
ですが、その後、参加していた男性からアプローチをうけてしまいました。
いきなり合コンに乱入してきた人
女友達と三人で参加した合コン。
居酒屋の個室で開催でした。
到着すると男性は二人。
急に一人来れなくなったというので「別にいいですよ」と言って合コンを始めようとしたらセカンドバックにヤンキージャージ、夜なのにサングラスのおじさんが入って来たんです。
間違えたのかな?と思っていたら男性の一人が連絡したらしい。
おじさんは入ってくるなり私たちの顔を見て「こんなブスと飲む時間は勿体ないからキャバクラ行こう」と声をかけています。
場が凍りました。
なんで、こんな無礼なおじさんをメンツに加えたのか謎でしたが友達の手前もあって我慢してました。
乾杯して、お酒が進むと下ネタ全開のおじさん。
何とか交わしていたら「おい、ブスお前面白いな!一緒にキャバクラ行こう」と誘ってきました。
面と向かってディスられまくっている事に腹が立って我慢の限界でした。
トイレに立つフリをして店を出ると、おじさんも察したらしく会計を払って帰っていったそうです。
合コン初対面でいきなり!?
クリスマス。
その日は働いていた私のところに友達が来店しました。
男友達と一緒にカラオケに行くんだけど一緒に行かない?と誘ってくれたので勤務終了後にカラオケボックスで合流しました。
男性二人女性二人というコンパクトな合コンです。
私はケーキを買って行ったので乾杯してケーキを食べていました。
男性は優しくて面白い人で安心しましたし、せっかくのクリスマスの出会いだからとクリスマスソングを歌って盛り上がっていたんです。
お酒が弱いのは全員一緒で、私は車で行っていたのでソフトドリンクでした。お酒の弱い男性は体が痒くなってきたと言い出すとトレーナーを脱ぎ始め靴下も目の前で脱ぐとソファで寝てしまいました。
それだけでもドン引きなのに、急に目を覚ましたかと思うと目の前でリバースされたんです。
トイレに連れて行こうとしても立ち上がれず、結局そのまま寝てはリバースの繰り返しで最悪のクリスマスでした。一緒に来ている男友達も介抱する様子もなくて、タクシーに無理矢理放り込んでやりました。
何の為に合コンに参加したの?
常連のお客さんにセッティングを頼まれた合コンでの話です。
クリスマスも近いし、彼氏や彼女が欲しいというのは共通の願いだったようで5対5の合コンをセッティングしました。
女性陣の気合いは十分で、友達と私のファッションがほぼお揃い状態で大笑いされたけど楽しく過ごせそうな雰囲気だったんです。
ですが、その中の一人だけやけに無口だったんです。
気になって何度か話しかけたんですがボソボソと何か言うだけで会話にも入ってこないのです。
2時間後、二次会に行くかどうかの話になってタクシーを何台呼ぼう?と言っていた時、その彼は部屋の隅っこで壁に向かって体育座りをしてるんです。
そんなに帰りたいのかな?と思っていたら二次会にもいました。
見た目はスタイルも良くてカッコいいんですが、とにかく暗くて。
後日、その友達に聞いてみると運転手代わりに呼んだという事が判明しました。
そして、彼は結婚が決まっていたのです。なので、そういう態度で貫いたんでしょうね。
何だか納得です。
合コンの必勝法とは?
私が参加した合コンは、本当にいろんな人がいました。
職種も違うし、年齢もバラバラ、中には既婚者だって混じっていました。
私が一番モテた合コンは、時間に遅れてしまってほぼスッピンに近いメイクで髪もザックリと束ねて全身黒のパンツスタイルという何とも手抜きだった合コンなんです。
何が功を奏すかなんて分からないもんだなぁと実感した出来事でした。
合コンテクニックや合コンメイク、合コンファッションなんて所詮女性側の自己満足だったのかな?と今となっては思います。
男性は、服装とかではなく職業や性格をよく見ているので大人しくて看護師、真面目で保育士が一番人気はありました。
意外な事に介護職には人気はなかったですね。
最低限のマナーを守って、礼儀をわきまえていれば合コンは楽しく過ごせると思うんです。
もちろん、楽しむ努力をするのは全員ですけどね。
女性の中には、好みのタイプがいないとあからさまに無口になったり帰りだす人もいますから。
そんな事も含めて今となっては、楽しい思い出です。