上京。とにかく婚活、婚活。
上京した私は、
職探しをすることからはじめました。
派遣をしながら、転職活動。
そのかたわら、以前利用していた
恋愛アプリを再開しました。
金曜の夜、土日は恋愛アプリで
マッチングした人とデートの日々。
中には気の合う人もいたけれど、
あと一歩というところで
向こうに彼女ができたり、
何となく連絡をとらなくなったり・・・。
しばらく恋愛はお休みかな、
と思っていました。
上京して1年半が経ったクリスマス目前。
そんな私に転機はやってきたのです。
久しぶりに開いた恋愛アプリをみると、
いいねがきていました。
いいねをくれた相手は、
同い年で関西出身の男の子。
東京に来たものの、
関西が恋しくなっていた私は
「顔もかわいい感じでタイプだし」と
いいねをくれた彼と会うことにしました。
待ち合わせは立川駅の改札。
お互い、当日着る服の情報を伝えていたので、
スムーズに会うことができました。
それからカフェに行き、
互いが好きな音楽のこと、
これまでの恋愛のことを話し、
思いのほか共通点が多いことに
気づいたのです。
「クリスマスも一緒に過ごしたい」
と彼に伝えた私。
彼は「俺も。ライン交換する?」と、
別れ際に、連絡先を交換。
2日後のクリスマスに会うことに。
お互いの中間地点の都市で
クリスマスデートをすることになった私は、
新しい恋愛に心を躍らせていました。
クリスマスデートをした彼と結ばれて
恋愛アプリで知り合った彼と、
クリスマスデートをすることになった私。
彼はJくんといいます。
Jくんとのクリスマスデートは、
お昼に集合し猫カフェに行き、
近くのイルミネーションに行き、
居酒屋でまったりするというもの。
「おしゃれなとこ予約できなくてごめんね」
と言いながら、
彼はクリスマスプレゼントを
手渡してくれました。
プレゼントの中身は、
私が好きな猫のタンブラー。
短い期間なのに、
私の好みを知ってくれて
プレゼントをしてくれたのが
とてもうれしかった。
そんな楽しいクリスマスデートを終えて。
私たちは、それから毎日のように電話をしたり、
デートをしました。
そして1週間後。
彼から
「大事にしたい人だと思った、付き合いたい」
と告白されたのです。
彼は感情をあまり表に出さない人だけど、
落ち着いた日々を過ごせそうな人だし、
趣味も合って
刺激のある日々を一緒に過ごせそう。
そんな思いから、告白をOKすることに。
つきあって1か月目には、
いつの間にか半同棲状態になっていました。
いろいろ軽い私。
20代の私の恋愛歴をまとめてみました。
よく友人から
「恋に生きている」
「フットワークが軽い」
といわれる私ですが、
本当にその通りです。
立ち飲み屋、恋愛アプリ、友人の紹介など
様々な出会いがありましたが、
今30になってみて。
すべての恋愛は無駄じゃなかったと感じています。
束縛してくる人に
自身の大切な時間を費やすのは
無駄なことだと気づいたし、
刺激がなさすぎる恋愛も考え物。
一緒に暮らしているのに、
価値観の違いに気づけず
何もできなかったのも悲しい。
だけど、そんな経験を乗り越えたからこそ、
今の彼氏をゲットできたと思っています。
男を見る目も養ってきたつもりだし、
一緒に生活するにあたって
「相手の価値観を大切にすること」
「ほつれが出てきたら、
一緒に解決策を考えること」が
いかに大切か気づけることができたから。
私は同年代の女の子より、
少し多く失敗をしているほうだと思います。
今回の恋愛もどうなるかわからないけど、
仕事を頑張っていて家事をしたら
笑顔でほめてくれる
今の彼をこれからも大切にしたいと思っています。