現在、アラフォーの地方在住女子。
契約社員で働いています。
実家暮らし。
恋人は、十年以上いません。
会社と家の行き帰りの毎日。
そこに、出会いは全くありませんでした。
そこで思い切って、数年前より婚活をはじめました。
ただいま奮闘中です。
美術鑑賞が趣味。
美術館でカップリング婚活パーティー
アート鑑賞しながら、優雅に婚活!
婚活にも、いろいろなアプローチがあります。
一対一のお見合いから、数人数のお茶会のようなものや、大人数の婚活パーティーまで。
それぞれには、良さがあります。
中でも大人数の婚活パーティーは、「一回で、多くの男性と知り合える」と言う良さがあります。
なので私も、「パーティーに参加したい」と思っていました。
ある日ネットで、婚活イベントを検索していました。
地方でも、けっこうたくさんの婚活イベントが、ヒットしてきます。
「同じ婚活をするなら、楽しいイベントに行きたいな」また、「自分の興味があるイベントなら、合う人に出会えるかもしれない」そう考えていました。
そんな時です。
「アートな空間で、婚活はいかかですか?」と言うキャッチコピーが、目に飛び込んできました。
「これは自分に合うかもしれないな」そう思いました。
また、「閉館後の美術館を貸し切りで婚活イベントを行います。
アート鑑賞には、学芸員の解説付き」とも書いてあり、
「これは、楽しそうだ!もし成果がなくても、美術好きの私には損はないな」そう考えました。
カップリング婚活パーティの参加当日
参加日は、土曜日でした。
混んだ街の中、車を運転して、会場に向かいました。
そして、会場近くの駐車場に停めました。
集合時間は、美術館の営業が終わる一時間ほど前でした。
集合場所は、美術館近くのオシャレなホテルの宴会場です。
ホテルのロビーから、集合場所の宴会場へ入りました。
宴会場の入り口には、婚活パーティーの運営会社の社員さんがいて、そこで受付を済ませました。
そして、社員さんの案内で、六人掛けのテーブルに座りました。
そこにはテーブル席が、何組かセッティングされていました。
男性三人、女性三人が向かい合わせで座れるように配置。
そこでまわりを見渡すと、約40人の参加者がいました。
年齢層は、35歳からのものに参加したので、40代が中心でした。
落ち着いた雰囲気で、一安心したのを覚えています。
席に座り、テーブルに目を落とすと、そこには、「自己紹介カード」と鉛筆が置いてあります。
「記入お願いしますね」と婚活イベントの運営会社の社員さんに言われました。
その中身は、自分の性格や、趣味などを書くものでした。
それを記入していますと、婚活イベントスタートの時間になりました。
カップリング婚活パーティのスタート
イベント会社の社員さんの司会で、婚活イベントがスタートしました。
「まずは、参加者さんの自己紹介です」と司会の社員さんが言いました。
そこで、一人ずつマイクを持って、自己紹介のスタートです。
あまりコミュニケーションが得意でない私。
本当に緊張しました。
なんとか乗り切ると、次はお決まりの、「お見合い回転寿司」です。
5分の時間制限の中、男性参加者全員と話します。
女性が座っている席へ、男性がどんどん回ってきます。
その時に、「自己紹介カード」は、大変役に立ちました。
なんせ話のネタが、そこを見ればあるからです。
話が続かない人や、どんどんリードしてくださる人や、いろいろなタイプの人がいらっしゃいました。
それが済むと、ちょうど美術館が閉館する時間となっていました。
本当に段取りが、よく考えられています。
「それではこれから美術館へ移動いたします」そう司会の社員さんのアナウンスがありました。
その声で参加者全員、美術館へ移動しました。
学芸員さんの解説で、アート作品を鑑賞
美術館に着き、中に入りました。
ひっそりとしています。
少し進むと、一人の男性が待っていました。
その美術館の一番偉い学芸員さんです。
「本日は、こちらの学芸員さんに解説をしてもらいながら、アートを鑑賞しましょう」そう司会の社員さんが言いました。
そして参加者は、その学芸員さんの後から、ぞろぞろ付いていきます。
何点かの絵画作品の解説を聞きながら、だんだんとテンションが上がる私。
なぜなら、こんな偉い学芸員さんの解説を聞きながら素晴らしい絵画を観る機会は、なかなかないからです。
本当に、素晴らしい体験となりました。
その中で、男女のグループになって作品について話し合い、発表すると言うミニイベントがありました。
その問いは、アートについて、どのように感じるかと言うような、明確な答えが無い問いです。
いろいろな意見が出ました。
何かテーマがあると、初対面同士でも話しやすいですね。
そうやって話していくと、お互いに親近感が生まれます。
段々と、カップルができ始めました。
非日常的な気分で、婚活イベント
学芸員さんの解説が終わると、今度はみんなで、「絵画探しゲーム」と言う、企画の時間になりました。
まず参加者全員でくじを引いて、ランダムなペアを作ります。
そしてその二人で、一つのカードが渡されます。
そこには、絵画の画像が添付してあります。
「それを探すヒントは、学芸員さんの解説で、絵画鑑賞した場所です。
そこに必ずあります。
それでははりきって、どうぞ!」司会の社員さんの掛け声で、ゲームのスタート。
即興ペアで、絵画を探しました。
いろいろな話をしながら、美術館の中を歩き回ります。
こんなに話をしながら美術館の中を歩いたのは、初めてでした。
普段は話しをしていたら、監視員さんに注意されるからです。
また、行ったり来たりして、作品の中を自由に歩き回れるのも、とても新鮮に感じられました。
閉館後の美術館ならではの楽しみ方ではないでしょうか?
上位のペアには、素敵な商品がありました。
私のペアは残念ながら、商品は参加賞でした。
が、非常に楽しかったです。
カップリング成功!
その後、フリータイム。
館内を自由に歩きながら、参加者同士、話をします。
「一人ぼっちになったら、どうしようか」との懸念もありましたが、何とか誰かと話すことができ、一安心。
その中でもわりと積極的に話しかけてくださる男性と、いろいろ話しました。
自分が気になった男性にも、頑張って話しかけられました。
その時に良かったのが、「連絡お願いしますカード」です。
名刺サイズの物で、そこに事前に登録しているメールアドレスが記載されています。
表面には、メッセージを一言添えられるようになっています。
それを渡しておけば、運が良ければ、コンタクトがとれる可能性が出てきます。
注意としては、そのカードに乗せるアドレスは、フリーメールアドレスなどにしておくと、安全。
なぜなら、何かトラブルになった時、メールアドレス自体ををすぐ、捨てることが出来るからです。
メインアドレスでは、それはむずかしいです。
そして、フリータイムが終了。
告白タイムとなります。
そこで参加者は、投票カードを配られ、第三希望まで、投票します。
その後、結果発表。
私は、カップリング成功でした。
その時は全部で7組、カップリングしました。
結構なカップリング率です。
婚活イベントに参加して思うこと
婚活イベントが終わり、カップリングした方と、話しながら歩いて、駐車場近くまで行きました。
「それではまた、連絡しますね」そう言われて、その日は別れました。
その後その方から、連絡は来ませんでした。
「連絡お願いしますカード」を渡した方とは、何度か会いましたが、こちらも実らず。
婚活パーティーの悪いところは、いい意味でも悪い意味でも、お互いの条件が不明なところですね。
交際までには、運と努力と、時間が必要だと、深く考えさせられました。
しかし、婚活イベント自体はとても楽しく、素晴らしい時間となりました。
普段話せないようないろいろな職業の男性とお話できて、いろいろな刺激をいただきました。
婚活パーティー自体は、企画や、絵画鑑賞など、いろいろと盛りだくさんだったので、本当に参加して良かったです。
損は、ありませんでした。
また、企画型の婚活パーティーなら、とりあえず、やることが割り当てられます。
なので、一人ぼっち率が下がります。
ですから、コミュニケーション能力に自信のない人や、積極性に乏しい人でも、参加しやすいと感じました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。