アラサーだけど、もう婚活に疲れてしまったワケとは?

婚活パーティー
この記事は約8分で読めます。

33歳のアラサー女性、転職活動中です。

前職時代の婚活パーティーについてお話しできればと思います。

私は、流されておつきあいで参加したら損した経験ばかりなので、同じような付き合いが良い断りづらい性格・境遇の方は参考になれればと思います。

大手しゃ〇くれーるの婚活パーティー

25歳のころ、友達にどうしてもと誘われて、一緒にいきました。

友達は高校生からの付き合いで、職場は女ばかりで出会いがなく、高卒で就職したため焦っているとのことでした。

彼女は人見知り気味で、反面私は初対面のひととでもよく話せるタイプでした。

彼女はちょっと面倒をみてあげたくなるというか、そういう点でも断りづらかったです。

もちろん、私にもどんな場所なのか、婚活パーティーは未知の場所なので興味がありました。

私は当時、社会的にステータスの高い人気の職業についていたこともあり、友人はそれを餌によって来た男性をおこぼれで・・・みたいな側面が露骨に透けても見えたので、「そういうのはよくない」といったものの、「自信がないから」でなあなあと話は進んでしまいました。

いざ婚活パーティー。

まあ気持ち悪い男性ばかりでした。

自分のスペックは棚上げで、女を通知表でもみるかのように査定する上から目線か、あからさまにこびてくる、もしくは見込みがない・好みじゃないと分かれば平気で初対面から2分もせずに失礼なことを言ってくる男性ばかり。

集まっている女性も、なんか焦ってるおばさん寸前のひとかおばさん、桜がみえみえのきれいな子、あとはなんかちょっと変な女性しかいませんでした。

学生時代にいったことのある友達の延長線のような合コンとかしか知らなかった私には、気持ち悪い場所でした。

もっともがっかりしたのは、友達に対して。

私は言い寄られる側の人間だったので、職業をただの事務員とごまかして話していました。

友人はそれに対して「なんで自分を下げること言うの!

寄ってくるチャンスがなくなっちゃう!とられちゃう!」とのコメント。

いやあんた、落ち着いて回り観察した?ってかその言い草はいったい・・・と。

彼女との縁もこれでフェードアウトしました。

もちろん、二度とこういったイベントにも参加していません。

職場の婚活パーティー

なにせ職場結婚が多い会社であったため、飲み会とは名ばかりのあからさまな職場内婚活パーティーがありました。

そのうちの一番最初に参加した、ただの飲み会だからと連れていかれたケースです。

これは人数50人ほどの課内で、20-40代前半の独身者と仲人気取りのおばさん、おじさんがきているようなたちのものです。

まあ、さえない40代のおっさんが、24歳の当時の私に言い寄ってくるんです。

狭いうえに旧態依然、閉鎖的な村社会の会社なものですから、のちのちのことを考えれば年下で女性で新人枠の私につめたくできるはずもないのはわかりきったことなのに。

いや、わかりきっているからこそワンチャンあるぜ、みたいな下衆だったのかもしれませんが。

また、仲人きどりおばさんもあおるあおる。

まあ、途中から見かねた同年代の男性が助け舟に入ってきてくれた時は救世主にみえたものでした。

でも、言い寄られたので「ああ、善意じゃないのか」とがっかり。

一気に冷めて、次の日の朝当番であることを理由に2時間で帰りました。

もちろん、顔見知りがふえただけの無駄な時間でした。

職場内婚活パーティーリベンジ編

もちろん、リベンジとは仲人気取りのおばさんが、です。

わざわざご丁寧に「今日はあなた、明日土曜日だから大丈夫よね?」とこちらの予定も聞かずに決定稿。

お局さまであることもあり、閉鎖的な会社で一生つとめていくようなのが前提の風土なため、若手の私がことわれるはずもなく参加決定。

よかったのは、前回のようにあからさまに年配な人がいなかったこと。

でも、裏を返せばそれだけの会合でした。

唯一楽しかったのは、私と同じ理由で断れず参加した、下心のない男性と、悩みを打ち明けあえたことです。

この男性とは、最終的に退職するまで仲良くさせてもらい、私がおばさんたちにいじめられたときにもかばってくれたりと、いい出会いでした。

それだけ。

ちなみに、私と同年代の参加者がどうなったかをみていると、結論から言うと時期はずれても退職したか、なんとなく言い寄られてなんとなく結婚してしまったか、つきあいだしたけどそんな経緯だからやっぱりうまくいかなくて職場内に無駄なしこりが残ったか、のどれかでした。

職場内婚活パーティー

ちょうど、この職場内圧力に負けて〔断るとおばさんからいじめられる、男性に対しても角が立ってなんかいづらくなったり、いやがらせしてくる心のせまい男性も少なくない〕不幸な末路をたどったお局たちの末路を知ったくらいの時期に、開催されたものでした。

知った情報というのは、職場内結婚の背景。

やっぱりせっかく不況で公務員になったし、職場内圧力は怖いし、まあむこうも言い寄ってくるし同じ職場だし、と妥協で結婚してしまった夫婦の多いこと。

そして、妥協して結婚したもんだから、離婚率の高いこと。

統計を取ったわけではありませんが、知っている頭のおかしいレベルで意地悪なお局の4人中2人は職場内結婚で離婚。

で、そんなお局たちは、自分のように圧力に屈しない女性、というのは面白くない。

まっとうな神経なら、自分たちのような末路をたどってほしくないから、新人をこういう催しから守るとかしそうなものですが、そんなものはないわけで。

そういうお局から圧力をかけられての婚活パーティー参加となりました。

当時私も人間関係から病んでいたこともあり、同期の男の子とはじめて二人で二次会へいきました。

でも、結局私は仕事で疲れてそれどころじゃないし。

しかも、相手もそんなに好きでもないし。

なにごともなく帰ったわけで。

それがさらなるいじめと人間関係のこじれにすくなからず寄与しましたね。

婚活パーティーという名の合コン

これは、気晴らしになったかもしれないイベントでした。

ほかの自治体との交流研修で新人時代にしりあった友人が、私の職場内婚活事情をきいて同情し、気晴らしにと誘ってくれたものです。

ほんと、ただの気楽な飲み会でした。

男女同数、独身というだけ。

情報交換と気が合えば連絡先交換し合って集まって遊ぼう!みたいな。

重くなく軽すぎないまっとうなノリ。

また、職場内結婚事情についても、ほかの自治体では、そういう圧力はあっても、そこまでひどくはないとか。

庁舎がわかれていたら全然ちがうとか。

そういう圧力の存在すら信じられないとか。

いろんな環境がある、と知れてよかった、ほっとした救いのイベントでした。

狭い環境にいると、しかも病んでくると、洗脳されてくるのですが、「ああ、やっぱりうちの職場はおかしいんだ」と自信を持てた経験でした。

うちの部署の圧力は異常でしたが、よその部署の話も聞く限り、どこへいってもそういうのはつきまとい、圧力に屈しない女性は職場内結婚で失敗したけっこう人数いるお局たちの的にされやすい、ということは事実なので、また、そういう噂は一生ついて回るので、転職を視野に入れるきっかけにもなりました。

職場内婚活パーティー

これが退職前の婚活パーティーになります。

もう適齢期になっていた私は、なんかもう仲人おばさんの「結婚は幸せなの!職場結婚は大正義!」みたな押しがものすごく、かわしていたら、仕事上でまで嫌味をいわれるようになるくらいの状況になっていました。

彼氏がいる、と答えても「そんなのうちの会社みたいに安定してないじゃない!断然職場結婚」の一点張り。

こういう人格の壊れたおばさん、系統は違ってもなんで公務員はどこの職場でも絶対ひとりはいるんだろう。

断り続けていびられた女性を知っているので、しぶしぶ参加。

ただし、真剣におつきあいしている彼氏います、と明言するというい条件付きで。

おばさんの顔を立ててですよ、ということをにおわせて・・・まあああいうひとなので都合の悪い話はきこえてないみたいでしたが。

案の定、宴席でその旨を言い寄ってきた男性に宣言したところ、「しってるけど、それは、断り文句でしょ。

角が立たないようにするための。

あなたのそういう奥ゆかしいところが前からいいと思ってた」とまじで話通じない。

おばさんもそうだと思ってたんだそう。

いや、はっきりいってますよね?何度も何度も何度も。

これが、退職の一因になった出来事でした。

婚活ってこんなに疲れるの?

結婚は一大事です。

だからこそ、男女の出会いに限らずですが・・・他人の意思や思惑に左右されること、そうならざるをえない環境に身を置くと不幸になると断言できます。

私の例は極端な村社会の例ですが、ここまでひどくなくても、かたちをかえて、日本にはまだまだ「周囲の平均と同じ路線を歩まなければ脱落者、私の身近にいるのに私と違うお前はおかしい」という空気が根強いと思います。

最近は独身者やシングルマザーも増え、軽くなってきたような気もしますが・・・でもまだまだ。

女性だから、出産のことを考えると焦る気持ちも痛いほどよくわかります。

ただ、焦ると判断もにぶります。

まっとうな心じゃないときに、安心そうにみえる相手が言い寄ってきたら・・・周囲の圧力があったら・・・誰でもなんとなく好きでもないのに流されて、好きであるかのような錯覚を本心と思い込みそうになることはあると思う。

だからこそ、私は私、と自分に問い直せることが不幸を避けるのではないかと思っています。